【お知らせ】
長年多くの方に受講いただいた「アーカンソー州立大学オンライン英語コース」は昨年末までの開講をもってご案内を終了いたします。
つきましては、2024年8月より、新たにテキサス州立大学による大学付属のオンライン英語コースの開講を予定しております。先行予約は以下の申込みフォームより受付中です。
IELTS対策にもアーカンソー州立大学のオンラインコースがおすすめです。IELTSはオーストラリア、ニュージーランド、カナダへの移民の必要条件になっているため、挑戦している人も多いかと思います。アーカンソー州立大学のオンライン英語コースではIELTSの試験内容の中でも苦戦する人が多い、スピーキングとライティングの対策として活用いただくことができます。
アーカンソー州立大学オンライン英語コースでは、経験豊富な講師陣が4技能やアカデミック英語の指導を行っています。現在、ニーズが急増しているIELTSではありますが、まだまだ対策コースはまだ数えるほどしかありません。4技能試験対策となるとどうしても独学では限界があります。この授業では対面授業の同様に、意見を発言、ディスカッション、レポートの提出などの実践的な授業の中で実力を伸ばしていくことができます。また、大学入学に利用しようと考えている方にとって、IELTSの基準点の取得が求められますが、専門的な対策講座ではなくIELTSのような基礎英語力が求められるテストだからこそ、有効となる英語力のアップが望めます。IELTSの点数をあげたあと、グローバルに活躍を期待される皆さんのやりたいことを叶える英語を身につけていただきたいと考えています。
アーカンソー州立大学オンライン英語コースでは、CEFRチャートを作成しており、各レベルに入る英語レベルや、修了時の目安の英語レベルが明確です。IELTS3.0点未満から、IELTS6.5点レベルまで、英語力を引き上げます。
本コースの レベル |
CEFR Level |
IELTS exam |
TOEFL® iBT |
Cambridge exam |
TOEIC® | iTEP Ranges |
iTEP Exit Score Needed |
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C1 | 6.5-7 | 95-110 | CAE/180-200 | 701-910 | |||
Level 5 | B2 | 5-6 | 65-95 | FCE/160-180 | 541-700 | 4.0-4.9 | 4 |
B1 | 3.5-4.5 | 40-65 | PET/140-160 | 381-540 | 3.5-3.9 | ||
Level 4 | A2 | 3 | 30-40 | KET/120-140 | 246-380 | 2.5-3.4 | 3.3 |
Level 3 | 2.6 |
アーカンソー州立大学オンライン英語コースでは、アーカンソー州立大学の講師が現地から直接、オンラインで講義をします。全講師が英語教授法や言語学、または教育学などの修士号を保有するエキスパートです。
英語のアウトプット能力は、IELTSの配点の半分を占めます。当オンライン英語コースでは、海外大学の講義をオンラインで実際に受講することで、IELTSスコア向上に必要なアウトプット能力を徹底的に伸ばします。
IELTSは、TOEFL®と並んで英語圏の大学進学のために要求される、英語試験の1つです。
主にイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの、ヨーロッパ型の大学教育を行っている国への進学に使われます。ただし、現在ではほとんど全てのアメリカの大学が、TOEFL®に加えてIELTSスコアを受け入れています。
IELTSには、IELTS AcademicとIELTS General Trainingの2種類があります。海外の大学進学のために受験するのは、IELTS Academicの方です。TOEFL®と同じく、アカデミック英語の力を判定します。
世界1,100以上のロケーションで受験でき、受験料は3万円弱です。試験方式は日本の英検に似ており、スピーキングにおいては実際の審査官による面接方式で行われます。TOEFL®よりも日本の英語教育や英検に近く、スコアは若干取りやすいと言われます。
IELTSのスコアは、2.5~9の間で評価され、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能それぞれのスコアが計算された後、その平均スコアが総合スコア(overall score)として評価されます。ほとんどの大学が判定対象とするのが、総合スコアです。
IELTSとTOEFL®は運営団体が異なり、スコアの比較も完璧な方法はありませんが、概ねIELTS6.0~6.5が、TOEFL® iBT80点と同等とされます。
IELTS試験は、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能で構成されています。
リスニングの試験時間は30分です。日常会話から大学講義まで、また1人語りから学校内の教育的な会話まで、幅広く出題されます。
イギリス英語による出題が中心ですが、他国の英語なども出題されます。
リーディングの試験時間は60分です。3つの大問と全40問で構成され、書籍、論文、雑誌、新聞等の文章を読み解きます。大学での教育内容に沿った文章が中心です。
ライティングの試験時間は60分です。2つのタスクで構成され、1つはグラフ、表、図形などを説明・要約する問題です。2つ目はエッセイを書いて意見を述べる問題です。
スピーキングの面接時間は11~14分です。3つのパートで構成され、第一パートでは4~5分間、面接官と日常会話をします。第二パートでは特定のトピックが書かれたカードを渡され、1分間の準備の後に2分間意見を述べ、面接官からの質問に答えます。第三パートでは、4~5分をかけて第二パートでの内容をさらに詳細に議論します。
IELTSとTOEFL®の最大の違いは、IELTSがヨーロッパ型の大学教育を前提としているのに対して、TOEFL®はアメリカ型の大学教育を前提としていることです。
イギリスを含むヨーロッパ型の大学教育では、研究を前提とする極めて専門性の高い教育が行われます。研究をする際には、多数の論文を読み込み、また自分でも書ける必要があります。
一方アメリカの大学教育では、研究以前に教育面を重視しています。研究以前の思考力、コミュニケーション力、情報整理力、情報発信力などを重視する教育が行われています。
このような大学教育の違いが、試験構成にも現れています。
IELTSは、ライティングの大問の1つに、グラフや表などを分析するパートがあります。研究重視のヨーロッパの大学では論文の読解や執筆にかける時間が多いため、その準備に向けたパートになっています。
TOEFL®は、ライティングにおいて、コンピュータに向かってタイピングをする形式を採用しています。IELTSのように手書きによる形式ではありません。アメリカではエッセイや論文作成、プレゼンテーション等で、コンピュータを使った勉強が極めて多いため、タイピングを含めた準備に向けたパートとなっています。
IELTSは実際にヨーロッパ型の大学教育を採用する国でもっとも採用されており、またTOEFL®はアメリカでもっとも採用されています。試験内容としても、ヨーロッパ型の大学に進学したいのであればIELTSが、アメリカの大学に進学したいのであればTOEFL®がおすすめです。
IELTSの対策は一般的に、独学が極めて困難です。
IELTSスコアが独学で伸びない最大の理由は、間違った方法で対策をしているからだと考えられます。
日本の義務教育や、高校での英語教育では、世界で通じない英語を勉強しています。日本語で考え、昔ながらの手法で文法や単語を覚えるばかりで、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングなどの大事なスキルを磨く場がほとんどありません。本当に使える英語力を身に付けるために、本当に大事なことも教えてはくれません。
そのため、日本の中学校や高校でいくら英語を勉強したとしても、偏差値で70~80を継続して取ったとしても、使える英語力、IELTSで高得点を取れる英語力が身についているとは限りません。
日本の最難関の大学に通う現役の学生たちのほとんども、IELTSで高得点を取るまでには多大な学習時間がかかります。受験英語の延長線上でIELTS対策を続けている限り、IELTSのスコアは伸びてきません。
IELTSは、世界でもっとも多くの人に受験されており、信頼されている、大学進学向けの試験です。小手先のテクニックだけでは通用しません。
これまで受けてきた英語教育を見直し、英語力向上に本当に効き目のある、英語で思考する学習に改めることが、IELTSスコアを劇的に上げるポイントです。正しい方法で、相応の時間をかけて英語学習を進めることで、本格的にIELTSスコアが伸びてきます。
英語の基本は、単語や熟語等の語彙力(ボキャブラリー)です。単語も知らずに、英語で理解することはできません。Root(語根)などを学びながら、本質的な語彙の理解を深めることで、最短の時間で最大の語彙力向上が可能です。
ライティングの学習で必須なのが、誰かに読んで指摘してもらうことです。実力のある英語講師や英語ネイティブにエッセイや論文を添削してもらい、推敲を重ねることで、ライティング力を劇的に伸ばすことができます。
IELTSのスピーキングは、面接官との面接によって行われます。ただ機械的にしゃべるのではなく、面接官との円滑な英語コミュニケーションを取れることがポイントです。そのためには場慣れや練習も重要です。